おびえた鹿の奮闘記

結婚を機にはじめる30代からの資産運用

【投資初心者向け】SBI証券で口座開設から投資信託を積立投資するまでの最短手順

 

こんにちは、おびえた鹿です。

金融庁の老後2000万円問題以降、つみたてNISAのような投資信託の積立投資に
興味を持った人は多いと思います。

ただ、いざ始めようとすると

  • どの金融機関に口座開設すべき?
  • どの投資信託を選ぶべき?
  • 毎月自動で積立投資するためにどんな設定が必要?

のようにわからないことが多く、面倒になってあきらめていませんか?


この記事では、SBI証券での口座開設、自動積立の設定までを最短で行うための
手順を紹介していきます。

 

口座開設 

金融機関の選定

銀行の窓口ではなく、必ずネット証券に口座を開設します。

大事なお金をネット証券に預けるなんて何か不安・・と思うかもしれません。

色々調べるまでは私もそう感じていました。

 

しかし、経済評論家として有名な山崎元氏は著書*1の中で

銀行の無料相談窓口にいる人なんて羊の皮をかぶった狼

 

と表現するなど、銀行の窓口で口座開設しないことを強くすすめています。

理由は、顧客が儲かる商品ではなく、銀行が儲かる商品をすすめてくるからです。

 

こういった理由から私もネット証券を選びました。

ちなみに、ネット証券・銀行に関係なく、投資信託購入時に販売会社に預けたお金は最終的に販売会社とは別の信託銀行で管理されるので、販売会社が倒産した場合でも預けた資産を失うということはありません

 

ネット証券の選び方ですが、投信ブロガーとして有名な水瀬ケンイチ氏は著者*2の中で、

最適な金融機関のいちばんの選定ポイントはコスト最安値のインデックスファンドを設定と同時に真っ先に取り扱うかどうか

と述べており、過去の実績からSBI証券楽天証券をすすめています。

SBI証券での口座開設手順

SBI証券での口座開設の手順を説明していきます。

まずは、SBI証券のホームページにアクセス。

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申込フォームに移動するので、個人情報を入力していきます。

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納税方法を「SBI証券に任せる」に、また、つみたてNISAを申し込むにチェックを入れます。NISA・つみたてNISAの申し込み、NISAとつみたてNISAの切り替えは後からも可能です。

ただし、1人1口座までなので既に保有している方は申し込めません。

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本人確認書類の提出方法を選択します。「高画質のカメラが手元にない・・」といった特殊な事情がない限り、WEBアップロードをおすすめします。
ちなみに、スマホのカメラの画質で問題ありません。

また、インターネットバンキングに対応した銀行口座をお持ちではない方は場合は、住信SBIネット銀行の口座を申し込んでおくと手間が省けて便利です。

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審査が完了すると、「ユーザー名」・「ログインパスワード」・「取引パスワード」等が記載された「口座開設手続完了のご案内」という書類が届きます

積立投資を開始

いよいよ、投資信託を購入し、つみたて投資をはじめていきます。

開始当初は知識が乏しく、どの投資信託が良いか自分で判断できない・・と思ったので、有名な投信ブログや書籍でおすすめされていた低コストが特徴のeMAXIS Slimシリーズの国内株式、先進国株式、新興国株式を購入しました。

まずは、とにかくやってみよう!という精神です。

SBI証券での購入手順を説明していきます。

書類「口座開設手続完了のご案内」に記載のユーザー名・ログインパスワードでSBI証券にログイン。

メニューバーの「投信」を選択し、検索ボックスに投資信託の商品名のキーワードを入力し検索ボタンを押します。

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検索結果が表示されるので、購入したい商品名をクリックします。

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積立投資をしたい場合は、積立買付か、つみたてNISA買付をクリックします。
クリックしただけでは購入されませんのでご安心ください。

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積立の設定画面に切り替わるので、保有する複数の投資信託をそれぞれいくらずつ購入するかを設定します。

多くの人は、比率を考えて購入すると思うので、比率入力を選択し1か月あたりの積立金額を入力します。

今回は、資産配分を決める有名な考え方の1つである「世界市場ポートフォリオ」に従って、国内株式・先進国株式・新興国株式を株式時価総額の比率と同じになるように1:8:1で設定しました。

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①コース(買い付ける頻度)を「毎月」にし、申込設定日を選択。
設定日は給料日やキリが良い月末や月初を選びたくなりますが、多くの人が購入するため株価が微妙に上がる場合があるのでおすすめできません

下の記事にあるように、中途半端な日付を選びましょう。

diamond.jp


保有する全ての投資信託に対して比率を設定。

③書類「口座開設手続完了のご案内」に記載の取引パスワードを入力。

④ボタンをクリック。
これで毎月自動で買付が行われるようになります。

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SBI証券での自動入金の設定方法

上記の手順で自動買付されるようになりましたが、この状態では自動入金はされないため、毎月自分で入金しなくてはいけません。面倒ですよね・・

ここでは、SBI証券ホームページでの自動入金の設定手順を説明していきます。

設定フォームの場所がわかりにくく、個人的にはここが一番手間取りました・・)

 

SBI証券ホームページから

「①口座管理」>「②お客様情報設定・変更」>「③お取引関連・講座情報」>「④銀行引落サービス」の順にクリック。

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下のようなフォームに移動するので、「確認・変更」のリンクをクリック。

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①利用するにチェック。

②ボタンを押し、送金元の口座がある金融機関を追加。
金融機関を選択する別ウィンドウが表示されるので指示に従って必要項目を入力。


③銀行口座引落予定日とSBI証券口座着金日にタイムラグがあるので日付を確認。

初回のみ自動入金ではなく、手動での入金が必要となる場合があるのでご注意ください。


④書類「口座開設手続完了のご案内」記載の取引パスワードを入力し、ボタンをクリック。

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以上で、SBI証券で毎月積立投資するための全ての設定が完了となります。
お疲れ様でした (^_^)

まとめ

以上、SBI証券で口座開設から投資信託を積立投資するまでの手順の記事でした。

今回はとにかく始めることを優先したので、投資信託の商品の種類については深く触れませんでしたが、今後別記事で紹介する予定です。

皆さんが資産運用を始めるきっかけになれば嬉しいです。
ご覧いただきありがとうございました。

*1:山崎元(2015),『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』,文響社

*2:水瀬ケンイチ(2017),お金は寝かせて増やしなさい,フォレスト出版